ちえのみ!

大航海時代online Astraios鯖での凛々りんごの気ままな日記!                                         

りんごです。



今回はドラマを元ネタに小説にして行きたいと思います。
元ネタは最後にお知らせしようかな。ネタバレになっちゃうし。

元ネタ知ってる方はみんなにないしょでニヨニヨしててくださいなw

また、わたしのフレの名前を無許可に使用します。
ちょっとやめてよ!という方はすぐにお知らせくださいませ@@





チェス ~あるキングの物語~ 

序章 「キングが倒される時」



これは大航海時代の少し先の時代のお話。


------チェスは非常なゲームだ。
ポーン、ルーク、ナイト、ビショップ、クイーン。。。
いかなるコマを犠牲にしても、敵のキングをとればいい。

これは、あるキングの物語だ。


白と黒の板。
その上を同じく白と黒の”コマ”もしくは”ピース”と呼ばれる。
ポーン・歩兵、ルーク・城、ナイト・騎士、ビショップ・僧正、クイーン・王妃
そしてキング・王。

この6種類のコマを使って敵のキングを追い詰めていく。



いまこの板状には一人の男。
頭を抱え、焦るように白いコマを動かし傍らのメモに何かを書き込む。
持ち時間はほとんど残っていない。

彼の番が終わる。
無機質な音が聞こえる。
それは黒いコマを器用に掴み上げると打つべきところへ打つ。
なんの感情も迷いもない。なんのムダもない動作。
彼の相手は産業革命の生み出した人類の英知の結晶とも呼べるものであろう。
そう、彼相手は”人工知能・スーパーブルー”。


そして”白いキング”は追いつめられていく。


静まり返る会場。
そこに聞こえるのは時計の動く音。
無機質な機械音。
周りには勝負の行方を見守る観衆の息。
そしてその観衆に状況を伝える実況者。

実「人間が勝つか、人工知能が勝つか。チャンピオンは1秒に3手、人工知能は1秒に2億手の計算能力」

時間が進む。
チャンピオンと呼ばれた彼はさらに頭を抱える。
全員が息を呑む。
もちろん彼の向かいのモノ以外。。。

手が震える。
頭をかきむしる。
恐怖に怯える。

震える手が白いキングに伸びる。
何度も秒針が進む。
とうとうそれを掴むと白いキングはそのままこうべを垂れていく。

リザイン。

会場内に観衆のため息があふれ響いていく。
人工知能の研究者たちはお互いに健闘をたたえ合う。
そして実況者の声が木霊する。

実「チャンピオン投了!人類はとうとう産業革命の亡霊に敗れました!」

彼はさらに続ける。

実「世界チャンピオンも”スーパーブルーに敗れて―」

そしてにやにやと嫌な笑いを浮かべて白いキングを指差す。
実「まったくブルーです」

会場内がどっと笑いに包まれる。
チャンピオンが周りを見渡す。
笑いは収まらない。
そしてまた頭を抱える。

キングは叫び声を上げながらこうべを垂れた”彼”を高々と握りあげ振り下ろした。




CHESS.jpg



つづく
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